キッチンが狭いなら、水切りカゴを使わないのが正解。清潔なキッチンへ。

水切りカゴを撤去。狭いキッチンが広く背結になった
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長い間、水切りカゴを使っているご家庭も多いと思います。ですが、「ずっとこの水切りカゴがストレス」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際我が家でも、10年以上前に水切りカゴは撤去しました。やめた1番の理由はキッチンの作業スペースの狭さです。でも、水切りカゴを使わなくなったことで、ずっと料理がしやすくなりました。

水切りカゴって、結構大きいのよね。

さらに、水切りカゴの水垢問題。これが本当にストレスでした。

水切りカゴの雑菌数
出典:@press

こちらは、アルコール除菌@キッチンラボによる調査です。水切りカゴの雑菌数が非常に多いのがわかります。水受けに溜まった水がそのままになってしまった場合には、なんと、1ml内に2400万もの雑菌が見つかっていました。

でも、キッチンに水切りカゴは必需品、と思いますよね。撤去するなんていう考えをお持ちじゃない方も多いでしょう。

そこで出てくるのがこの疑問です。

  • 水切りカゴの代用品は?
  • 水切りカゴを使わないメリット、デメリットって何?

この疑問について、詳しく解説していきます。メリットもデメリットも正直にお伝えしていきますね。

目次

水切りカゴを使わないメリット・デメリット

水切りカゴ

我が家には食洗機がないので、手洗い必須。水切りカゴなくして洗い物は不可能と当たり前のように思っていたんです。

でも、キッチンが狭いため、できるだけ有効に使いたいと、水切りカゴを撤去することに。そんな私が感じたメリットとデメリットをそのままお伝えしていきます。

メリットデメリット
水垢の心配がな
作業台が広がる
キッチンが広く明るく見える
乾きにくい

メリット

実際、水切りカゴを使わないおかげで感じたメリットがいくつもありました。率直にお伝えします。

水垢の心配がない

私はこの水垢がずっとストレスだったので、水切りカゴをやめて本当によかったと思っています。

毎日水切りカゴを洗うようにしていても、ステンレスやプラスチックの継ぎ目や仕切りまでしっかりと落とすのは至難の業。錆びてしまうこともあります。

ピカピカだったステンレスの受け皿が、すぐに水垢でくすんでしまったわ。

洗った食器は綺麗なのに、水垢のある水切りカゴに入れるって、どういうこと??と思いつつも、その解決策があるなんて気づきませんでした。

今は、ふきんやマットの上に置いていますが、それらの布類は毎日洗うので清潔を保つことは簡単です。水垢とは無縁になりましたよ。

作業台が広がる

キッチンに水切りカゴを置くと、作業台が狭くなってしまいますよね。鍋を一時的に置きたいとか、揚げ物の際に小麦粉、卵、パン粉だけで作業台が一杯になっちゃう、とかそういうことはありませんか?

まな板とボウルだけでも、結構場所をとるのよね

「うちのキッチンは狭くて作業しにくい」「水切りカゴは常時ここに置くもの」と思い込んでいるかもしれませんが、そんなことはありません。水切りカゴ撤去をするだけで、ずっと料理がラクになります。

臨機応変に作業スペースが広がるのは、とても便利ですよ。

キッチンが広く見える

今まで当たり前のように存在していた水切りカゴ。なくなっただけで広く見えるようになりました。

映画でアメリカなどのキッチンを見たときに、なんとなくすっきりとした印象がありませんか?あれは、日本で当たり前の水切りカゴが無いからです。

確かに、台の上がスッキリしてるわよね。

特に、オープンキッチンの方にはおすすめです。来客時にも「あのこんもりした謎の山」がないのですっきりと見えますよ。

デメリット

撤去した後に感じたデメリットは以下の通りです。撤去した後に「やっぱり撤去しなければよかった」と思わないように、知っておいてくださいね。

乾きにくい

水切りカゴを撤去してしまうと、洗い上げた後にそのまま放置し、食器を乾燥させるのは少し難しいです。

洗いカゴは仕切りに合わせてお皿を縦に置いていくので、放置しておけば乾いていきます。一方、ふきんやマットの上ににお皿を置いていくと、重なる部分が多いために拭いて片付ける必要があります。

放置して乾かしたい、拭きたくない、という方は、水切りカゴは撤去しない方が良いでしょう。

うん、無理せず気に入った方法がいいわよね。

実際に使ってみてよかったこと

食器が置かれた水切りマット
我が家のキッチンマット。こちらはIKEAで購入

来客時に見栄えが良い

来客時、水垢のついた水切りカゴに、山のような洗い物があるのは、できれば見せたくないですよね。「ゆっくりしていってね〜」と口では言っているにもかかわらず、その水切りカゴの印象から「忙しそうだな…」と思わせてしまいます。

水切りカゴがないと、キッチンも広く見えて、なんだかスッキリしている、そんな印象を簡単に与えることができます。実際に「あれ?キッチン変わった?明るく見えるね。」と言われたことがありますよ。

特にオープンキッチンなら印象って大切ね。

拭く気になる

以前、水切りカゴを利用していたときには、食器を洗ってから放置していることが多かったです。あの洗い上げた山をみると、めんどくさくなってしまって。そのままにしておいてもそのうち乾きますし、拭くのは気が向いたらという感じでした。

一方、水切りカゴを撤去してからは、洗った後にすぐ拭くようになりました。その山自体が作れなくなくなったので、小まめに拭くのが習慣に。不思議なものですね。

ふきんやマットで気分転換ができる

ふきん

水切りカゴは、一度買えばしばらく購入しませんよね。水切りカゴが飽きたから、また購入しようという話は聞いたことがありません。

でも、水切りカゴを使わないなら、代わりにふきんやマットが必須となります。布製品は買い換えることも多いでしょう。

私は、お気に入りの素材や好きな柄のふきんを選ぶのがとても好きで、雑貨屋さんなどで必ずチェックしています。洗い物ってめんどくさいなあ、と思うこともありますが、時々新しいものを投入すると、気分もあがりますね。

水切りカゴの代用品

水切りカゴの代わりになるのもはいくつかあります。私は以下のようなものを使ってきました。特に1つに決める必要はなく、2種類くらいを使い分けても良いでしょう。好みのものを選んでくださいね。

ふきん(クロス)

ふきんは種類が豊富。柄や素材もたくさんあるので、好きなものを選ぶのもとっても楽しいです。しかも乾きやすいので、洗濯するのも苦になりません。清潔に保つことができますよ。

できれば大判のものを折りたたんで使うのがおすすめ。私はリネン素材が好きで、店頭やネットで好みのものをたくさん購入して使っています。

余談ですが、わたしは旅行に行ったときに立ち寄った雑貨屋さんで、購入することも多いです。使うたびに、いろんな記憶が蘇ってきて楽しいですよ。

マット

水切りマットタイプもあります。

クロスよりも少し厚めで、多少水に濡れても吸収してくれるのでびしょびしょになることはありません。

ふきんと比べて小さいものが多いので、一度にたくさん洗いたい方は、ふきんの方が向いているかもしれません。

スーパーマーケット、100均、アフタヌーンティなどで購入したことがありますが、中でもIKEAで購入した水切りマットが1番大きくて使いやすかったです。しかも激安なので、気軽に購入できるのがいいですね。

IKEAの水切りマット
出典:Ikea公式HP

セルロース

セルロースとは、洗車をしたときに使うような生地のクロスです。水分を吸収するのに優れています。

水分をしっかり吸収してくれるので、作業台がビショビショになることがなく、快適に使うことができます。また、水分を含みすぎてしまった時は、絞れば何度でも利用できます。

ただ、乾くとカチカチパリパリになるので、収納の際には扱いづらさを感じるかもしれません。現在販売されているものは、およそ20cm×17cmの小さめタイプが主流のため、その点では不便だと感じることもありました。

珪藻土

珪藻土タイプは、布製品に比べて食器が乾きやすいので、水切りカゴに慣れている人は使いやすいでしょう。水切りカゴ撤去の第一段階として、まずは、こちらを選んでみるというのも良いですね。

しかしながら、珪藻土タイプは布製品のように頻繁に洗うことができません。濡れている状態が続いて、早期にカビてしまったということもあります。また、割れてしまうということもあるので注意が必要です。

珪藻土であっても食器は長時間食器を洗い上げたままにせず、できるだけ拭いて片付けておいた方が良いですよ。

水切りカゴ撤去の注意点

水切りかカゴ処分してしまった後に後悔してしないよう、撤去の注意点もお知らせします。悔いが残らないためにも、目を通しておいてくださいね。

食器は上向に置く

実は、水切りカゴを撤去した後、しばらく後悔していたんです。それは、この「食器を上向に置く」に気がつかなかったから。

水切りカゴを使っているときには、お皿を縦てて置くか、伏せて置くようにしていました。でも、ふきんやマットを使う場合、これでは乾きにくくなってしまうんです。伏せていてしまうと、水切りカゴと違って空気の通り道が全くなくなってしまいますよね。

水切りカゴを使わない時の洗い上げ方にはコツがあります。以下の通りにやってみてください。

  • お皿を洗って上向きに置く。食器棚にしまっておくような感じ。
  • 次々洗って重ねていく(危なくない程度に)。
  • 大きなボウルがあれば、その中にカトラリーは入れる。
  • 重ねたお皿を全部持って、水をザッと一気に切る。
  • ボウルの水も一気に切る。
  • 拭く。

伏せてはいけませんよ。それではすぐにふきんやマットもビショビショになり、食器の乾きも悪いので、気をつけてくださいね。

洗い替えを準備する

水切りカゴとは違い、洗い替えは必須です。ふきんの場合は、最低6枚。マットとセルロースの場合は4枚は欲しいところです。

もちろん、全部が同じ種類である必要はありません。ふきん4枚、マット2枚とかでもいいですね。いつも清潔を保つように心がけましょう。

ループのついたものがおすすめ

ふきん、マットは使っていないときにはすぐに干せるように、ループつきがおすすめです。(セルロースタイプや珪藻土には該当しません)。

私は、キッチン内に100均で購入した吸盤フックをつけいて、洗わずとも一時的に干す場所を確保しています。もちろん、ふきんかけを使っている方はそれもOKです。

まとめ

水切りカゴがなくなると、キッチンの作業スペースが広くなり、料理がしやすくなります。清潔を保つことができるのも大きなメリットの一つです。ただ、水切りカゴがなくなることで、使いにくいと心配される方もいるかもしれませんが、まずは一時的に水切りカゴを撤去してみて、問題がなさそうなら破棄すると良いでしょう。ふきんやマットは様々な種類が出ているので、選ぶのも楽しいですよ。キッチンにいる時間が少しでも快適になるといいですね。

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