タイムズカーには、オプションで乗り捨ては可能です。しかしながら、対象ステーションはかなり少ないため、気軽に使えないのが現状です。今回は、こちらのサービスについて、ご紹介していきます。
対象ステーションは?
対象のステーションはかなり少ない
実際、乗り捨てのステーションは、非常に少ないのが現状です。
借りるステーションも、返却ステーションもどちらも少なく、希望の場所から場所へという使い方は、今のところあまり現実的ではありません。
そのため、使う場面は限られてしまいそうです。
東京都の対象ステーション
ステーションを調べたところ、東京都内で乗り捨て用の車を借りられるのは、23ヶ所です(2024年3月現在)。
都内に一般のステーションは約16,000ヶ所あるので、かなり少ないというのがお分かりいただけると思います。
また、神奈川県は8ヶ所、埼玉県にいたっては0ヶ所でした。
例えば、乗り捨て用の車を借りられるのは「B」と「V」。そして、乗り捨てできるステーションは「S」のみ、というイメージです。
どんな時に利用すればいい?
では、どんな時に使うことができるのでしょうか?
利用例:
実家に帰省をした。帰りは空港までバスを使うつもりだったけど、予定外に荷物が増えちゃった。そこで、タイムズカーシェアを利用して空港へ行き、そこで乗り捨てした。
通常、乗り捨て車を借りた場合、近隣の空港で乗り捨てできるようになっています。
たとえば、都内で借りた場合は、成田空港か羽田空港で乗り捨て、という感じです。空港へ行くには便利に使うことができます。
ただ、先ほどもお伝えしたように、乗り捨て車を借りるステーションは少ないです。近くにないことが多いので、あまり実用的とは言えません。
料金体
タイムズカーシェアを借りる際の通常料金に加え、乗り捨ての際には別途料金が発生します。
ベーシッククラス | 3,300円 |
ミドルクラス | 3,850円 |
プレミアムクラス | 4,400円 |
基本料に追加で料金が加算されると、値段も高くなりますね。カーシェアではなく、レンタカーを借りるという方法もありますが、レンタカーの乗り捨て料金は、会社によってかなり高く設定されています。
また、カーシェアと違い、レンタカーはガソリン代も自腹です。このあたりも含めて検討してくださいね。
借りてみる
実際に、タイムズカーのHPから借りる手続きをとってみたいと思います。
トップページ「予約・ステーション検索」→「ステーションを探す」へ進みます。
「オプションから探す」の「乗り捨て」にチェックを入れ、その下のステーション名に借りたい場所を記載する。今回は「東京都渋谷区」で検索。
次に、検索した地域のステーションが現れます。東京都渋谷区でも、たった4件しか出てきませんでした。
この中の「笹塚駅前」で予約を試みます。
「乗り捨て利用」の「利用する」にチェックを入れます。
下に「▼乗り捨て先」をプルダウン。
千葉県と東京都が表示されました。笹塚駅前からは、千葉県と東京都以外では乗り捨てできない、ということですね。
ここでは東京都を選んでみます。
東京都を選び、乗り捨て先をプルダウン。
乗り捨て先は、羽田店1件だけ。。。
このように、タイムズカーシェアで乗り捨てをする車を借りる場所も少ないですが、それ以上に返す場所は少ないです。
まとめ
タイムズカーシェアの乗り捨てサービスは限定的で、出発ステーション、到着ステーションともに、かなり少ないことが分かりました。また、乗り捨ては追加料金が加算されるので、レンタカーという選択肢も考えられます。じっくり検討してください。
カーシェアについては、今後のステーションの増加に期待しましょう。